あの頃の自分たち | ライル日記

あの頃の自分たち

日曜に5年ぶり?
下手したらもっとか…

中学で仲良かった奴と遊んだ

遊んだ!
って言ってもご飯を食べて懐かしい場所から地元の風景を眺めてた

沢山の懐かしい話と
ここから眺める風景だけで沢山の思い出が思い返せる

彼は今では社会人であり埼玉県で水の配達の仕事をしている

高校は高専に行き
途中で中退、大学は行かなかった

彼は周りから「ニート」と呼ばれダメ人間扱い

何かとしら辛いことから逃げるタイプで、よくサボる。
仲間達からは金を借りまくる。
それに返せないダメダメな奴

けど何故か憎めないような奴で心の底は良い奴だったから、みんなからは嫌われないタイプ

「あいつは仕方ない」
「どうしょうもない」
と口を揃える感じでした

毎年友達の誕生日を忘れない奴で1年に1回は必ずメールが入ってた

お互い忙しいというか同じ時間を違う場所、環境で過ごしていると疎遠になっていくのが人間

そんな違う場所で過ごす時間も関係なく
逢える友達が本当の友達なんだろうね


人間の心の中は自分勝手な生き物で結局は自分が大事なんだ

大人になればなるほど
お金には執着心がでるでしょ
お金は裏切らないから醜いもんだな
ただの紙切れ



この友達は高校時代に父親が借金の肩代わりをし自己破産

そして目黒区の家を売ることになってしまった

家は一軒家で広い庭
よく中学のとき泊まりに行ったり遊びに行ったもんだ

友達のお母さんや兄弟も話すくらい仲が良かった

高校で別れてから、連絡やたまに逢ったりはしていたが大学に入ってからは全然逢わなくなってったな~

彼が目黒区からいなくなったから
2億の土地だったらしい

まぁ~うちはもっとするらしいが(笑)


両親は離婚し
どっち側に付くか…
どっちに付くのも嫌だった彼は独りで生きてくことにしたんだな

高校卒業前くらいには彼はグレてったが気はいい奴だった



自分でバイトして自分でやりくり
若いうちに苦労をしてた
そんな奴が今では社会人

家がなくなった奴なんて、そうそういるもんじゃないでしょ?

中学ぐらいの時にお互いに感じていた幸せを
ずっと語ってて
一番戻りたい時期

景色は多少変わっているけど、変わらない場所を友達の家のマンションから眺めてたら悲しくなっちゃいました


二人とも
「あの頃は楽しかった」
「時がずっと止まっててほしかった」って言いながら

あのときから10年か…
もう25歳にもなり、一瞬で人生なんて終わりそう


あの頃の自分たちって何も考えないで、ただ生きてた

きっと10年後
生きていたら
10年前は大変だったって言うのかな(笑)


彼が言ってた
世の中お金じゃない!
ってやっと思えなくなってきた!!

昔は世の中金って言ってた奴が(笑)


今の自分は世の中お金。
愛だの、気持ちだの友達だの綺麗事が言えるのは、本当に苦労してないから言える言葉

世の中金なんだよ
根本的にあるのは金

金がなければ何もできないし余裕を掴めないのだから

犯罪が起きるのは何故か…金を掴んでないから
そうだよね

でも、どこかで紙切れなんかで気持ちは動かないって思ってる(笑)



彼が世の中金じゃないと思えたのなら
収入ができて安定したからだろう
( ̄‐ ̄)

↑彼もそう言ってた



あの頃のような純粋な気持ち
大人になっても持っていけるような大人になりたいもんだね

あと少し頑張ってみよ


彼が輝いて見えた1日でした